交通事故の弁護士による遺失利益などの損害賠償金算定について

遺失利益は被害者が死亡した、もしくは後遺症を患った
交通事故において、加害者に対して請求される
損害賠償のことです。割合

より詳細にいえば「被害者が交通事故によって
死亡もしくは後遺症を患っていなかった場合、
将来的に得られたであろう利益の額」となります。

式としては
「基礎収入の額×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に
対するライプニッツ係数=遺失利益」
となるのですが、全ての数値が人によって異なるため
状況に応じて計算して求めることが必要です。

ライプニッツ係数とは?損失利益を計算する方法

逸失利益を中間利息控除するときには、民法で決められている
年利5パーセントの法定利率で、毎年生じる利息を差し引く
計算を行います。

しかし計算するのは非常に複雑な作業なので、実際には係数を
利用して割り出す訳です。

中間利息控除で計算するときには、年金現価係数を利用することになります。

利息の割り出し方には単利計算と複利計算があり、
どちらを選択するのかによって用いる数値も
違ってくることになるのです。

単利計算をするためにはホフマン係数などが用いられ、
複利計算をするためにはライプニッツ係数が用いられます。

交通事故の損害賠償金を中間利息控除するときには、
ホフマン係数を利用して単利計算を行った方が、
被害者が手にすることが可能な損害賠償金額が
増えることになるのです。

ところが今の交通事故の損害賠償金額を割り出す実務においては、
ライプニッツ係数を利用して複利計算をするのが一般的となっています。

ちなみにライプニッツという名前はドイツで生まれた数学者と
同じ名前なのですが、ライプニッツ係数と呼ぶのは世界的には
一般的な呼び方ではありません。

日本国内でも損害賠償金を割り出すときには、ライプニッツ係数と
呼びますが、普段は年金現価係数と言います。

専門知識を持つ弁護士の力を借りる

ただこの部分は現段階では
確定していない利益に関して
賠償を求めるということに
なりますので、非常にもめやすく
交渉が決裂する原因にも
なりやすいため、弁護士が
間に立って交渉を行っていくのが
ベストでしょう。

同じことを主張するのであっても、全く知識のない個人と
交通事故に関して正しい法律知識を持つ弁護士
主張するのでは話が変わってきます。

遺失利益をめぐっては裁判になることも
あるくらいですから、もしこうした請求をかけるのであれば
必ず弁護士に相談することをお勧めします。